どこで働こう?

仕事探しのときにはここを押さえる!

医療にこだわる看護師の仕事探しのポイント

医療現場で働くことにこだわりを持つ看護師は、仕事探しのときに何をやりたいかはっきりさせるのが大切です。今までとは違う仕事をしたいという漠然とした思いで転職を考えているときや、離職前と同じ環境で働くのは厳しいけれど再就職したいと思っているときなどには、未経験の診療科で働くことを検討しましょう。重要なのは、診療科ごとに看護師がどんな業務をしているのかを区別し、理解したうえで決めることです。しかし、実際に調べ始めてみるとあまりにも診療科の数が多く、一つずつ丁寧に調べているとかなりの時間がかかってしまうとわかるでしょう。今までとは違う仕事を選ぼうと考えたときには、候補を絞り込むポイントがあります。

まずは、内科か外科のどちらで働きたいかという視点で考えてみるのがいい方法です。治療方法として、食事療法や運動療法、薬物療法などを駆使するのが内科では一般的ですが、外科では基本的には手術対応になります。業務の比重として、内科では患者の問診や投薬が多くなり、外科の場合には手術のサポートが多くなるのが通例です。一方、内科か外科かというのでは決めづらいというときには、産婦人科と小児科を調べてみましょう。産婦人科や小児科には、内科と外科の両方の仕事がある特殊な環境があるからです。患者が女性あるいは小児に限られるという点でも変わっている診療科なので、今までとは違うことをしたいと考えて仕事探しをするときには候補として考えてみるといいでしょう。